ZRX1200の詳細とその魅力について

ZRX1200は、カワサキモータースが製造販売するバイクです。

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出典:カワサキ

その起源は1996年に発売されたZRX1100にさかのぼり、2001年にはZRX1100の排気量を1164ccに拡大してZRX1200とされました。
さらに2009年には、日本国内専用モデルの「ZRX1200 DAEG(ダエグ)」として進化しました。
ここでは、カワサキリッターバイクの一つの象徴であるZRX1200DAEG(以下「DAEG」)に絞って、その魅力を探ってみましょう。


 

ZRX1200 DAEG スペック詳細

車体型式      EBL-ZRT20D
エンジン      ZRT20AE型 1164cc
水冷DOHC4バルブ並列4気筒
内径x行程     79.0mm x 59.4mm
圧縮比     10.1:1
最高出力      110 PS/8,000 rpm
最大トルク     10.9 kg-m/7,500 rpm
全長×全幅×全高      2,150mm×770mm×1,155mm
軸距   1,470mm
最低地上高     135mm
車両重量      246kg
タイヤサイズ  (前)120/70R17 58W
(後)180/70R17 73W
ブレーキ形式  (前)  油圧式ダブルディスク
(後) 油圧式ディスク
懸架方式       (前) テレスコピック式
(後) スイングアーム式
フレーム形式   ダブルクレードル
燃料タンク容量   18 L
燃料       ハイオクガソリン


 

カワサキ製大型バイク2つの系譜を汲むメカとスタイル

「男カワサキ」など、質実剛健の代名詞のように言われるカワサキ製大型バイクですが、そのメインストリームには2つの系譜があります。DAEGは、その2つの流れを感じさせるものとなっています。

 

Z1の流れ

1つは、1972年に発売されたZ1の流れです。

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出典:カワサキ

これはカワサキの世界戦略車として計画されていましたが、ホンダが先にCB750FOURを発表したため、当初よりスケールをアップした900ccとして発表されました。
どちらも4サイクル並列4気筒エンジンなのですが、Z1はカム駆動がDOHCとなっています。
日本製高性能バイクの世界進出は、この2台から始まったと言えます。DAEGは、その系譜を組んでいます。

 

 

GPz900Rの流れ

そしてもう一つは、1984年に発売されたGPz900Rの流れです。

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出典:カワサキ

 

Z1は1972年に発売されてから、排気量を1100ccまで増やしながらパワーアップされていましたが、2バルブエンジンの限界もあり、そこで改めて設計開発されたのがGPz900Rです。「ニンジャ」というペットネームが初めてついたこのバイクは、4バルブエンジン+サイドカムチェーンという効率的メカによって、当時世界最速と言われました。

DAEGのエンジンはこのニンジャのエンジンを改良熟成させたもので、4バルブ、フューエルインジェクション、またミッションは6速となっています。いわば、カワサキ第2世代の並列4気筒エンジンであるのです。

後にこの流れは、1982年に発売されたZ1000Rとなり(エンジンは違います)、エディ・ローソンが1981年の「AMAスーパーバイク」シリーズのチャンピオンを獲得したことを記念して「ローソンレプリカ」と呼ばれるようになりました。
ライムグリーンの車体色、アメリカのKERKER(カーカー)社製の4 in 1マフラーともあいまって、今でもカワサキ製バイクの一つのシンボルとなっています。

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出典:カワサキ


 

日本製ネイキッドバイクらしい存在感

1990年代に大型自動二輪が教習所で取得できるようになってから、リッタークラスは日本国内のメイン市場となりました。
そうした中にあって、カワサキでは長らくZZR1100とGPz900Rが逆輸入されて人気がありましたが、これらはフルカウルをまとったハイパワーモデルです。いわゆるネイキッドバイクではないため、走るにあたっては、身構える必要がありました(リッターバイクともなると、どれも乗るときには一種の気合いが必要ですが、それが特にあったという意味です)。
ただしネイキッドタイプとしてはゼファー1100がありましたが、他社ライバルと比べるとアンダーパワーの感は否めず、ファンとしてはこれら中間を求めていたわけです。

そこで発売されたのがDAEGであり、一目でカワサキと分かるマッシブでエッジの利いたデザイン、アップハンドル、ツインリアショック等のいわば保守的なスタイルを堅持しながら、フューエルインジェク等の細部は現代のスタンダードバイクであることを主張しています。

DAEGで特徴的なのは、ZRXシリーズで初採用となった6速ミッションです。クロスしたギヤレシオによって、ワインディングから高速走行まで最適なギヤを選べ、走りを快適なものとしています。
輸出こそされていませんが、それは日本の道路事情に適したエンジン・車体特性として設計されていることでもあります。ライダーを一種危険な陶酔状態に導くほどのパワーもなく、穏やかな出力特性は街乗りから高速まで、周囲の景色を楽しみながら存分にバイクを楽しめる設計となっています。


 

まとめ

ZRX1200 DAEGは、日本国内で走るために専用設計で作られたバイクです。

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出典:カワサキ

逆輸入車のような驚くべきパワーや、「アクの強さ」などはありませんが、穏やかでいながらもいざというときにはパワーもある、カワサキ伝統のスタイリングデザインを継承していながら、細部には現代車らしいハイテクが生かされている、そんなバイクです。
フルカウル・レーサーレプリカ全盛だった時代に発売されたカワサキ・ゼファー400ですが、売れるかどうか懐疑的だった社内予想を大きく裏切って、ベストセラーとなったのはまだ記憶に新しいところです。

DAEGはリッターバイクですからパワーもトルクもあります。いい意味での国内用リッターバイクであると言えるでしょう。


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